2004/11/26
質問目次:
BOTの取締り状況をユーザー側でも確認できるようにして欲しい。(不正行為者のキャラクター名やアカウント停止者数の公開など)
WEBヘルプデスクからBOT報告を行った本人に、その後の対処結果を開示して欲しい。
ワールド単位でBOT取締り数を公開することはできますか?
ゲームマスターキャラクターを各マップの要所要所に配置しないのですか?
今のラグナロクオンラインは管理者不在の世界と感じられるので、ゲームマスターキャラクターが姿を見せてパトロールなどを行って欲しい。
一般ユーザーと同じキャラクターでの取り締まりは行ってますか?
レベル99のBOTをどう思いますか?
BOTツールは、入手しているのですか?
2004年夏に不正ツールパッチを当ててBOTに効果があったのに、夏以降止めたのはなぜですか?
アリーナルームにゲームマスターがいないというのは本当ですか?
BOTの取締りに時間が掛かるのはなぜですか?
不正ツールなどの取締りにおいて、ログはどの程度まで証拠として取っているのですか?
ユーザーから送られてくるBOT報告などのスクリーンショットは、どのように活かされているのでしょうか?
通報されたBOT使用者が通報したユーザーを逆恨みして虚偽の報告を行い、通報したユーザーのアカウントが停止になったという話を良く聞きますが、本当ですか?
今後のBOT取締りのポイントを教えてください。
質疑応答:
――BOTの取締り状況をユーザー側でも確認できるようにして欲しい。
(不正行為者のキャラクター名やアカウント停止者数の公開など)
(ガンホー)
キャラクター名の公開については、類似したキャラクター名のお客様に迷惑が掛かる可能性があるため、行う予定はございません。
また、アカウント停止者数については、過去に公開していた時期もありましたが、公開に反対する意見もいただいたことがあるため、公開の仕方について慎重に検討してまいります。
――WEBヘルプデスクからBOT報告を行った本人に、その後の対処結果を開示して欲しい。
(ガンホー)
仮にご報告いただいたキャラクターを調査して結果的にアカウント停止になった場合でも、アカウント停止という行為は当社と対象のお客様との間で発生する問題であるため、ご報告をいただいたお客様に開示すべきでは無いと考えております。
――ワールド単位でBOT取締り数を公開することはできますか?
(ガンホー)
1つのワールドで調査を行ったキャラクターに対して最終的に行われるアカウント停止は、キャラクター単位ではなくGungHo-ID単位で行われます。そのため複数のアトラクションIDを利用し、複数のワールドにまたがりBOTを稼動させているケースも見られるので、ワールド単位での正確な数字を抽出することはできないと考えています。
――ゲームマスターキャラクターを各マップの要所要所に配置しないのですか?
(ガンホー)
2004年前半に試験的に配置を行いましたが、ゲームマスターキャラクターの姿が見える、見えない状態においても結果的に回避策を取られてしまいました。また、ゲームマスターキャラクターに反応して、マップ内でテレポートするキャラクターが多発する状態も見られた為、有効な手段ではないと判断しました。
――今のラグナロクオンラインは管理者不在の世界と感じられるので、ゲームマスターキャラクターが
姿を見せてパトロールなどを行って欲しい。
(ガンホー)
ゲームマスターキャラクターには、イベントなどにおいて姿を現すキャスティングキャラクターと取締りのみを行うキャラクターの2種類がありますが、基本的に取締りキャラクターは黒子的な役割であるため、姿を現しての巡回は行わない方針となっています。
取締りの際は一定のルートを飛び回ったりしており、BOT取締りにおいても姿を隠している状態の方が効果が高いため、現時点では常に姿を現す状態でのパトロールは考えておりません。
―― 一般ユーザーと同じキャラクターでの取り締まりは行ってますか?
(ガンホー)
はい、不定期にキャラクター名を変更しながら行っています。
――レベル99のBOTをどう思いますか?
(ガンホー)
取り締まりきれていないBOTがいることは把握しております。弊社でも日々取締りのパターンを変更して対策を講じてはおりますが、いたちごっこであることに変わりは無く、その中からレベル99になってしまった可能性は考えられます。
――BOTツールは、入手しているのですか?
(ガンホー)
インターネット上で配布されているものや海外のラグナロクオンラインのパブリッシャー(※1)から情報共有ということで入手しています。
一方で、実際に有償で販売しているサイトから覆面で購入したりすることもあり、こうして入手したツールは社内で調査のために使用するほか、グラヴィティ社にも提供しております。
――2004年夏に不正ツールパッチを当てBOTに効果があったのにもかかわらず、夏以降止めたのは
なぜですか?
(ガンホー)
根本的な原因としては、クライアントとサーバー間で行われているパケット(※2)の脆弱性が問題としてあります。不正ツールの作成は組織的に行われているため、これに対抗するためにはゲームシステムの基本的な改修が必要となります。
今年の夏にグラヴィティ社からゲームマスターを派遣してもらい状況を見てもらいながら、技術的な暗号化対策を行いました。
しかし、インターネット上での情報伝達は予想より早く、程無くして解析されてしまいました。その後、何週間か暗号パターンを変更しましたが、一時的な対策にしかなりませんでした。
状況を重く見たグラヴィティ社より「システムの改修も含む抜本的な打開策を検討したい」との打診があり、双方で協議の上、暗号化対策を終了した、という経緯になります。
――アリーナルームにゲームマスターがいないというのは本当ですか?
(ガンホー)
ゲームマスターはアリーナルームでは、姿を隠した状態(ハイド)で不正行為を監視するために常駐しております。
――BOTの取締りに時間が掛かるのはなぜですか?
(ガンホー)
BOTの取締りにおいて、重要なポイントはスクリーンショットやログなどの確実な証拠を押さえなければいけない、ということです。その為に一体のBOTキャラクターをアカウント停止までに持ち込むためには、ユーザー様が予想される以上の時間が掛かっていることをご理解いただければと思います。
――不正ツールなどの取締りにおいて、ログはどの程度まで証拠として取っているのですか?
(ガンホー)
接続状況や、IPアドレスなどを記録として保持しておりますが、具体的な内容につきましては開発元との守秘義務および不正ツール使用者に取締りの手口を明かすことになるためお答えできません。
――ユーザーから送られてくるBOT報告などのスクリーンショットは、どのように活かされている
のでしょうか?
(ガンホー)
ユーザーの皆様からご報告いただきましたスクリーンショットなどは、リスト化されゲームマスターチームで調査を行います。基本的には不特定多数の方より複数回にわたってご報告いただいた件から優先的に調査を行う形態をとっております。
――通報されたBOT使用者が通報したユーザーを逆恨みして虚偽の報告を行い、通報したユーザーの
アカウントが停止になったという話を良く聞きますが、本当ですか?
(ガンホー)
そのような事は基本的にはございません。ご報告をいただいた内容に対して調査を行わずにアカウント停止にするということはございませんのでご安心ください。
――今後のBOT取締りのポイントを教えてください。
(ガンホー)
今後の取締りでは以下の3つのポイントを考えており、継続的に実施していくことで一定の成果を上げていきたいと思います。
1.不正な個人情報登録の調査を行い、期日までに正しい情報に変更がなされなかったアカウントは全て停止させていただきます。
2.アリーナルームでの対応を変更します。
3.BOTを使用しているアカウントに関連するアカウントまで調査対象を拡大します。
※1「パブリッシャー」:開発会社と提携し、サービスを提供していく会社のこと
※2「パケット」:ネットワーク上を流れるひとかたまりのデータのこと
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